いよいよ本格的な確定申告のシーズンです。

所得税の確定申告書には「申告書A」と「申告書B」の2種類があります。

申告書Aは、給与所得・雑所得・配当所得・一時所得の申告に対応しています。

申告書Bは、すべての申告に対応しています。事業所得や不動産所得のある方は、こちらになります。

2つの申告書を、見てみましょう。

申告書Aは、給与所得・雑所得・配当所得・一時所得だけなので、シンプルな作りです。

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一方、申告書Bは全ての申告に対応しているので、緑色の部分(収入金額)と水色の部分(所得金額)の項目が多いです。

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ところで、このうち「申告書A」の方なのですが、この様式を使えるのは今回でラストとなります。

申告書Aが、2022年12月をもって廃止されるためです。

確かに、今回の確定申告書Aの第一表の左側に

『令和5年1月から申告書Aは廃止され、申告書Bに一本化されます』と記載があります。

源泉徴収票のサイズが大きくなったり、押印が不要になったり、

ここ最近でも色々な改正が行われています。

それにしても、慣れ親しんでいた申告書様式がなくなるのは、少々寂しい気がいたします。