2月1日のブログ「事業復活支援金について(1)」で、
『売上高が30%以上減少しているからと言って、必ずしも受給できるとは限らない』
という事について触れました。
具体的な数字を使って検証したいと思います。
対象月を2021年12月、基準期間を2020年11月~2021年3月とします。(単位は省略しています)
<ケース1.基準期間の売上が多い場合>
この場合の給付額は、基準期間の売上高3,400-対象月の売上高600×5=400 となります。
<ケース2.基準期間の売上が少ない場合>
この場合の給付額は、基準期間の売上高2,200-対象月の売上高600×5=▲800 と、マイナスに。
「50%以上減少」「30%以上50%未満の減少」の要件だけでなく、
『基準期間の売上高が 高いか低いか』が給付額に影響しますので要注意です。
対象月は11月~3月の任意の月で判定できますので、これから3月末までの約2ヶ月間、
売上高を確認しながら『何月で申請するのか』を検討すると良いと思います。